JJUG CCC 2025 SpringはJavaエンジニアのためのお祭りですが、実はJavaの知識がなくても楽しめるセッションが盛りだくさんです!
JJUG CCC 2025 Springは明日(2025/6/7)開催です! 次のリンクからご登録して参加できます。
Javaは非常に成熟された言語で、大規模サービスでの活用事例も豊富です。それゆえに設計などの理論については他の言語のみの経験であっても非常に有益な知識になると思っています!
そこで、このブログでは、非Javaエンジニアの方でもきっと楽しめる、Java色が薄めのセッションを時間帯別にピックアップしてみました。ぜひ参考に、自分だけのJJUG CCC 2025 Springを歩いてみてください!
10:00 - 10:45
- ユニットテスト基礎講座 (Room C+D)
- 特定の言語に縛られない、ソフトウェア開発の基本中の基本。テストコードの書き方や考え方を学びたい方に。
- Feature Flag 開発を標準化し、加速させる Open Feature を導入する (Room G+H)
- 新機能を少しずつリリースしたり、特定のユーザーにだけ機能を公開したりする「フィーチャーフラグ」について。開発の効率化に役立つTIPSが得られます。
11:00 - 11:45
- 生成AI×エンプラモダナイズ ― 鍵を握るのはアーキテクト (Room A+B)
- 今話題の生成AIをエンタープライズシステムでどう活用するか、そしてその際にアーキテクトが果たす役割について。技術とビジネスの両方に興味がある方に。
- ビズリーチにおけるリアーキテクティングの実践事例 ~ 大規模システムを継続的に変革するための組織 × アーキテクチャ戦略~ (Room C+D)
- クレディセゾンの内製開発事例:ユーザー部門と共にSMS送信システムを開発した話 (Room E)
- 企業が自社でシステムを開発する際の苦労や工夫、ユーザー部門との協力体制など、開発プロセス全体の話が聞けます。
- Aurora MySQL v2 から v3 へアップグレードした話 (Room G+H)
- Give Your LLMs a Left Brain (Room I)
- 大規模言語モデル(LLMs)の活用に関するセッション。AIそのものや、AIをどうシステムに組み込むかに関心がある方は要チェックです。
12:00 - 12:45 (ランチセッション)
- 【ランチ付き】kintone開発組織のDevOpsへの移り変わりと実践 (Room E)
- 開発と運用が連携するDevOpsの取り組みについて。組織やチーム作りに関心がある方におすすめです。
- 【ランチ付き】キャッシュレス決済のプロダクトから決済基盤への進化 (Room F)
- キャッシュレス決済という身近なサービスが、どのように進化してきたか。ビジネスの視点からプロダクト開発を学びたい方に。
- 【ランチ付き】Raising Young Coders (Room I)
- 将来のプログラマーを育てることについて。プログラミング教育や、子供たちの教育に関心がある方に。
13:15 - 14:00
- 実践Kafka Streams 〜イベント駆動型アーキテクチャを添えて〜 (Room C+D)
- リアルタイム処理や大規模データ処理に使われるKafka Streamsと、イベント駆動型アーキテクチャというシステム設計の考え方について。
- 事業戦略を理解してソフトウェアを設計する (Room G+H)
- ビジネスの目標を達成するために、どのようにソフトウェアを設計すべきか。エンジニアとしての視野を広げたい方に。
14:15 - 15:00
- エンジニアリングでビジネスを加速する。モデル駆動開発という選択肢 (Room C+D)
- ビジネス要求から直接ソフトウェアのモデルを作り、開発を効率化する手法について。開発の上流工程に興味がある方に。
14:40 - 15:00
- 1つのメソッドに、関心事が複数あると何が辛いのか? (Room F)
- 良いコードを書くための基本的な考え方、特に「単一責任の原則」のような設計のベストプラクティスについて。
15:30 - 16:15
- シンプルは作れる! - 実験からも見えてきたイミュータブルデータモデルの効果 (Room A+B)
- 「イミュータブル(不変)」なデータモデルとは何か、それがなぜ良い設計につながるのか。プログラミングの基礎的な設計思想を学びたい方に。
- 「イベントストーミングから始めるドメイン駆動設計 ~ 概念モデリングと生成AIで加速するシステム開発」 (Room F)
- AI: 生産性を上げる? それとも良いプログラマーの邪魔をする? (Room I)
- AIがプログラマーの仕事にどのような影響を与えるか、そのメリットとデメリットについて考えるセッション。
16:30 - 17:15
- 複数アプリケーションを育てていくための共通化戦略 (Room A+B)
- たくさんのアプリケーションを効率的に開発・運用するための「共通化」の考え方や戦略について。
- 変化に強いテーブル設計の勘所 (Room G+H)
- データベースのテーブルを設計する際の重要なポイントについて。システムが変化しても壊れにくいデータベースを作るためのヒントが得られます。
ぜひ、会場で皆さんとお会いできるのを楽しみしています。私は当日スタッフとして参加します。
余談ですが、JJUG CCCのCCCは「クロスコミュニティカンファレンス」の略で、他コミュニティの方も招いてイベントを開催していた名残だそうです。この機会に「クロスコミュニティ」で交流していきましょう!!