余
- [代]一人称の人代名詞。
- 必要な分をこえて残る。引き続いてあとに残る。あまり。
- 当面のものから外れた部分。それ以外
引用:コトバンク
このブログは「misskey.dev ユーザー Advent Calendar 2025」8日目の記事です。
突然ですが個人的「今年の漢字」は「余」です。
ちなみに本家は2025年12月12日(金)に発表されるみたいです。
「高」とかになりそうな気がします(高市早苗、インフレ進行など.......)。わかりませんが。
「余」談は置いておいて、なぜ個人的な「今年の漢字」が「余」か書いていきます。
「余」熱、「余」波
今年も私は多くのイベントに参加させていただきました。
それらのイベントではたくさんの余熱を感じ、また余波を観測することができました。
ざっくりと今年のイベント参加を振り返ります。BuriKaigi 2025の登壇から始まり、コアスタッフをやっていた、きのこカンファレンス2025、登壇はなかったですが、TSKaigi、関数型まつり、JJUG CCC 2025 Spring......。
夏には運営に携わらせていただいた劇場版エンジニアニメがあり、秋には大吉祥寺.pm 2025とKaigi on Rails 2025の2つの登壇を行いました。
大きなところはこのくらいですが、他にも会社関係での登壇や技術同人誌への寄稿など、さまざまなことに挑戦させていただきました。
そのような経験の中で今年は特にカンファレンスの余熱の効果や余波での影響をよく見ました。
ちなみにRuby界隈では、KaigiEffectと言いますね。
個人的に大きかった余波、余熱のエピソードは3つあります。
1つ目は大吉祥寺.pmでの登壇、2つ目はブログや私が主催する地域コミュニティ(東葛.dev)などでの日常的なアウトプットです。3つ目はメンバーから受け取った余熱の話です。
大吉祥寺.pmでの登壇の余熱
私は大吉祥寺.pmで地域コミュニティについてセッションを行いました。1つ前のそーだいさんの話もあり、大吉祥寺.pm後に地域コミュニティがいくつか新規作成されたのを観測しています。
具体的なコミュニティについては後日、「吉祥寺.pmについての25個の小さな話、またはMagnolia.Kの雑記 Advent Calendar 2025」の記事としてまとめたいと考えています。
日常的なアウトプットの余波
1年通してカンファレンスへの参加やブログ、地域コミュニティ運営とアウトプットを進めた結果、コミュニティメンバーのアウトプットが増えたように思えます。
同日に出る、「東葛.dev Advent Calendar 2025」の記事でも書いたのですが、私はあまり個人に対してアウトプットを勧めません。
きっかけを作るのと、自分の背中を見せることに注力することが多いです。
それでも周りに私のアウトプットの余熱、余波を受けて行動してくださった方がいて、とても嬉しく思いました。
また、これは「大吉祥寺.pmでの登壇の余熱」との合わせ技になるのですが、東葛.devのメンバーが地域コミュニティを新しく作っています。
メンバーから受け取った余熱
今年は「第十二回 技術書同人誌博覧会」「技術書典 19」に合わせて主催している東葛.devで技術同人誌を作りました。
このアウトプットについては私が主導して進行したものではなく、共同で主催を行なっているナイトウさん ( https://x.com/naitokosuke )が全てリーダーシップを持ってやってくれました。
また、「東葛.dev Advent Calendar 2025」についてもナイトウさんが音頭を取って進めています。
そのナイトウさんにつられて、私も記事の寄稿やアドベントカレンダーの記事を書くとともに、もっと新しいことをやっていかないといけないな、という気持ちになりました。
まずは東葛.devで去年実施しなかった「年忘れ交流会」をやることにしました。すべてはナイトウさんの余熱のおかげです。
「余」白、「余」裕
ここまでプライベート寄り(?)のことでしたが、お仕事上も少し変化があった1年です。
その流れの中で、余白や余裕の重要性を再確認しました。
具体的にはエンジニアリングマネージャーっぽい立ち位置を少し改めて、開発に注力できるように配置転換してもらいました。
なぜそうしたかなどの詳細は次のnote記事に書いていますので、ご確認ください。
いわゆる「きこりのジレンマ」を乗り越えるためには、さまざまな部分にゆとりが必要だと考えます。またAIというゲームチェンジャーが現れたことで、構造/体制の変更が必要なケースが増えました。こういった個人でやるには重いタスクも組織としての余裕や余白がないと着手が難しいです。
ゆとりのある組織のほうがイノベーションが生まれやすいとする研究もあります。
また、RubyKaigi 2025、Kaigi on Rails 2025の事前イベントとして余白に関するものがありました。
フェルマーの最終定理の「私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。」というのは有名な言葉ですね。
私もカンファレンスに登壇する際は泣く泣く削る内容がたくさんあります。
ブログに書いて供養してたりしますが、「余白が狭かった」のか、とやっと気づくことができました。
「余」
この余は自分です。
なんだかんだ自分を見つめ直した1年になりました。
noteの運用を強化して、技術よりマインド面の整理を進めたところもありますし、前述の通り組織内での役割変更を行いました。
これまでけっこうわがままにやりつつも、自己犠牲の精神みたいなのは持ち続けていました。
ピープルマネジメントは他に誰がやるか、組織として何がベストかを考えて続けてきました。
しかし年齢的にも30代中盤になってきて、今後の身の振り方を考えることが一層増え、自分のスキルの棚卸しと後進への伝達が必要になってきます。
その中で後輩に見せたい姿がこれかというと違いましたし、別の方法でバリューを出すことが最終的に組織のためになると自分の意思を伝えました。
その余波として、上長が少し忙しそうになったのは申し訳なく思っています。ただ、それ以上の成果を来年中にあげて見せます!!
おわりに
というわけで個人的な今年の漢字、「余」についてでした。
みなさんの「今年の漢字」はなんですか?私はこの記事を通して、改めて1年を振り返ることができました。
ちなみに「余」が一人称と「あまり」という意味で使われるようになった理由は一人称のほうが当て字だから、みたいですね。
来年の漢字は「遊」とかになると楽しそうでいいですねー。